雑学王 

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シリーズ1
F役に立つ
赤信号の時間

信号の時間はどのくらい?

東京では、「駅まで急いたので、タクシくに飛び乗ったが、結局は歩いたほうが早かった」というこがよくある。それだけ、渋滞が慢性化しているわけだがこの渋滞を「信号機のせい」と思う人が多い。
でも、それは勘違いである。

信号機は車の流れをよくするために設置されるもの。けっして、渋滞をつくるためのものではない。実際、一定の交通量ある差点では、信号機をつける前よりも、つけたあとのほうが一時間あたりの車通過台数は増える。信号機があったほう車がスム−ズに流れるのである。注意深い人は、信号機の色が変わるサイクルが場所によって違うことや、同じ信号機でも時間帯によってサイクルが変わることに気がついてると思うが、これも車の流をよりスムーズにするための工夫である。

どうい仕組みになっているかとう、これには三つのパタくンがある。

一つは地点制御。

これは、過去の交通量から割り出したデータを信号機にインプットし、曜日や時間帯に応じて、サイクルが変わるように設定しておくもの。交通量一定している住宅地の信号機などは、この方法で制御されている


二つ目は、路線ごとに串の流れを調整する系統制御。

深夜の街道を走っていると信号が「ずっと青」いうことがある、これは信号機が街道全体で系統制御されているから。

三つ目は、一定地域内の信号機を一元的に管理する地域制御。

交通量の多い都心信号機は、たいてこの方法で制御されている。

信号機の仕組みは以上のとおり。たしかに「急いでいるんだから、早く変わってくれよ。赤が長んじゃないか」と感じることもあるが、信号機嫌がらせをしているわけではない。全体の交通流れから判断して、赤にしいるだけである。信号無視して事故でも起こせば、それこそ渋滞のタネになるので、くれぐも信号を守るように。


赤信号と言えば・・・車・バイク
 車・バイクと言えば ・・・・