雑学王 

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シリーズ1
Bびっくり
琉球の王冠 キバの無いゾウ

「琉球の王冠」はどこに消えた?

イラク戦争のさなか、「バクダットの国立博物館が暴徒に襲われた」かなりの文化財が持ち去られてしまった。
戦争がうばう者は、人の命だけではない。
ナチスが侵略した国々で美術品を略奪した話は有名である。

戦争によって、文化財が消える。その一つとも言えるのが「琉球の王冠」である。
琉球王国の王家だった尚家の屋敷には、王朝時代の財宝が大事に保管されていたのだが、
太平洋戦争末期の沖縄戦の際、そのほとんどが消えてしまった。
そのうちのいくつかは、戦後、アメリカから返還されたが、「琉球の至宝」とも言える王冠は、
いまだ行方不明である。
当時、沖縄の人たちは、「米軍が上陸したら、琉球の宝物が奪われる」と考え、あちこちに
かくした。記述には、王冠を排水溝に隠した記録まではあったが、戦争後、探しに行ったのに
無くなっていた。アメリカが持ち去ったと考えているが、認めていない。
しかし、一緒に隠した古典文学「おもしろさうし」は持ち帰ったことを認めている。
普通に考えれば、同じ場所に隠してあった王冠だけ置いていったとは考えにくい。

太平洋戦争終結から60年近く経過しても、様々な問題が隠れている。
戦争とは、そういう問題が数多く残されている。



あり得ないと思うけど、お宝が回収されずに、まだ、隠されてたら夢があると思いませんか。

琉球と言えば・・・沖縄
 沖縄と言えば ・・・・

     

キバをもたないゾウが増えている

象牙の輸入は、絶滅の危機のある動植物の保護を目的としたワシントン条約で禁じられているが、それ以前の問題として、近年、アフリカゾウにキバをもたないゾウが増えつつある。現地には、キバを持たないゾウを意味する「タスクレ」という言葉もあるくらいだ。

もともと、アフリカゾウは、大きくて立派なキバをもっていた。そのキバは、食べ物や水を得るための道具となり、防御や攻撃の武器になるが、だからといって、ゾウはキバがなければ、生きていけないわけではない。昔から、アフリカゾウの中には、キバのないゾウがいることはいた。しかし、キバのあるゾウとないゾウでは、どちらが生きていくうえで有利かというと、むろんキバのあるほうである。とくに、オスがメを奪い合うとき、キバのあるほうが圧倒的に強い。そのため、 昔は強いものが生き残る、というわけである。キバをもたないアフリカゾウの割合は、全体の2〜3%にすぎなかった。ところが、この自然摂理を狂わせたのが、人間によるゾウ狩りである。16世紀から、象牙を目的に大量殺我が行われ、ピークと言われる1900年前後には、毎年六〜七万頭のゾウが殺されていた。その後、ゾウは保護動物となったが、70年代〜80年代にかけても大規模な密猟が行われ、象牙は美術彫刻品や装飾、印鑑の材料などとして使われてきた。

ゾウの祖先
マンモス
・・・マンモス
つながり

もちろん、この問に人間狩りの対象となったのは、キバの大きなゾウ。その結果、キバのあるゾウ割合は70%にまで減り、キバのない 「タスクレ」 の割合が30%まで増えているのだ。

こうなってくると、今後キバのないゾウでも交配のチャンスに恵まれる確率は、どんどん高くなっている。すると、キバのないゾウ遺伝子が受け継がれていくことになる。当然のことながら、キバをもたないゾウの割合が増えていく。
というわけで、これから先ゾウはキバをもたない動物に変化していきそうな事態が進行中なのだ。

キバの無いゾウにとっては、チャンスであろう。せっかく、生まれたからには、交配したいと思うのが命あるものの本能なんだろうけど。

ゾウといえば、動物。
身近な動物といえば、ペット
今がラストチャンス?象牙の印鑑?